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オーケストラ音源の「THE ORCHESTRA」は大迫力で使いやすい

2020年3月11日

こんにちわ。
今回はオーケストラ音源についてオススメをご紹介します。

その名もそのまま「THE ORCHESTRA」です。

値段が安い割りに使いやすかったので。
記事下に動画も用意しております。

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THE ORCHESTRA

いたってシンプルなオーケストラ音源です。
特筆すべき特徴はシンプルであるところでしょうか。

ストリングスやブラス、ウッドウインドの比較している過去記事はこちらをどうぞ


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収録内容はこちら
・ストリングス
・ブラス
・ウッドウインド
・パーカッション&ハープ
・コーラス(ボーナスのようです)

ポップスには合わない

この音源はポップスには合わせづらいかもしれません。

上記の過去記事に載せている音源を聴いてもらうと分かると思いますが、楽器の収録音に奥行きがあって前に出にくいです。
そりゃあオーケストラ音源なんですから当たり前なんですけどね。

総勢80名の演奏者から収録している大迫力なサウンドです。
ポップスには向かないかもしれませんが、映画やゲームなどのBGM・サウンドトラックには良く合う音質ではないでしょうか。

リバーブがついていますが、オフにしても残響感は残ります。
あくまで奥行きのあるサウンド向けですね。

オーケストラ向き

割と簡単にオーケストラの迫力は出せます。
ベロシティ(音の強弱)によってニュアンスの変化が出しやすいです。

フルオーケストラ特有のバリバリとした振動感を簡単に表現可能です。
パーカッション類も迫力があって使いやすいです。

キースイッチが使いやすい

何と言っても収録音源それぞれのキースイッチが、全て統一されています。

一度打ち込んだ後に別の音色に差し替えたとしても、統一されたキースイッチによりすぐに再現可能です。

アーティキュレーション自体はオーソドックスな奏法を揃えています。
・Staccato
・Sustain
・Marcato
・Legato
・Tremolo
・Pizzicato

以上の最大6つの奏法があり、鍵盤の割り当てがそれぞれ定位置になっているのが良いです。
Spitfireの音源ではなぜか統一されていないです。

アンサンブルも収録されている

これは使うかどうか人によりますが、アルペジエーターなどのエンジンも収録されています。
大迫力のオーケストラサウンドを鍵盤1つで鳴らすことができます。

どんな時に使うのか分かりませんが・・・。
即興とかですかね。

Kontaktユーザーにはお馴染み?「Action Strings」に似た機能です。

気になるところ

その1 ピッコロがない。
フルートでカバーしきれないです。

その2 バスクラリネットがない。
バスーンで代用??

その3 チューバとバストロンボーンがひとまとめに。
気にならない、ですね。

良かったところ

・動作が軽い
・読み込み容量が少なくて済む
・迫力が出しやすい
・安い

まとめ

特に難しい点はなく、すっきりとしたインターフェースです。
触って覚えて使いやすいです。

割とお安いので入手しておくのもアリではないでしょうか。

あれ?高いですね・・。

こちらのSONICWIREですとお手頃です。

この「THE ORCHESTRA」のみを使って鳴らしてる動画です。
よろしければご覧ください。

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なる

音楽と映像と写真と料理とお酒をこよなく愛すフリーランスの作編曲家。 バンドやユニット等のアーティスト活動を経て、フリーランスのクリエイターへ転向。 人生についてあれこれ試行錯誤しております。 お仕事のご依頼はお問い合わせよりご連絡ください。

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