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DTM初心者にもオススメのスピーカーの選び方

2019年6月26日

こんにちわ。
DTMで使うスピーカーのお話です。

これもピンキリですが、買ってよかったと思えるスピーカーに出会いたいですよね。
これから始める人や買い替えたい人向けに書いていこうと思います。

DTMに使えるスピーカーはどれ??

スピーカーは大きく分けて2種類ある

パッシブ・スピーカー

レコードやCD、mp3を聴くよくあるスピーカーが、パッシブ・スピーカー。
コンポなどのようにアンプが必要なタイプです。

パワード・スピーカー

もう一つはアンプ類の必要がなく、内蔵されているパワード・スピーカー。
スピーカー自体に電源ケーブルがついており、ボリュームも本体で調節可能になります。

パソコン用のスピーカもアンプ内蔵なのでパワード・スピーカーに入りますね。

ざっくりな説明でした。

基本的にはどんなスピーカーでDTMしても大丈夫なんです。
聴きやすい、または慣れているスピーカーを使いましょう。

でもプロの方が使っているスピーカーは、何が違うのでしょう。

スピーカーは音の出し方に違いがある

普段何気なく聴いているCDやmp3。
どうせ聴くなら、音質の良いものの方がいいですよね。

家庭用のスピーカーは主にリスニング用スピーカーです。
リスニング用にもタイプはありますが、音を良く聴かせるためにメーカーごとに特徴があるんです。

例えばクラシックを聴くならこのスピーカーがいいとか
ロックならこれがいい、など様々あります。

またアンプとスピーカーの組み合わせで自分好みの環境を作る事ができます。
アンプにはプリセットを選択するだけでそのジャンルに合った音響を出してくれるものもあります。

モニタースピーカー

プロが使っているスピーカーの部類は主にモニタースピーカー。
モニター』とは主に監視するという意味です。

プロの方は音を聴いて気持ち良くなっているのではなく、聴いて音を整えるための判断しているんですね。

ではモニタースピーカーにはどんな役割があるのでしょうか。

上記で書いたように、メーカーやスピーカによって音の出方を変えて特徴を持たせているのがリスニング用スピーカー。
モニタースピーカーは特徴を出さずに極力フラットな状態で音を出す仕組みになっています。

なぜ特徴のないスピーカーを使うんでしょうか。
それはフラットなスピーカーで調整することで、あらゆる環境に平均的に対応させることを目的としています。

例えば、あまり低音の出ないスピーカーで調整した場合
低音の出やすいスピーカーで再生したら、地鳴りのように低音が響いてしまいます。

このような環境の変化にも、ある程度対応させるためのモニタリングが必要になるんですね。

よく使われているモニタースピーカー

やはり定番といえばこれですね。

GENELEC

プロフェッショナル向け『8000』シリーズの最小モデル『8010』があります。
ちょっとお高いですが、さすが定番。忠実に音を出してくれます。

 

YAMAHA

ヤマハのモニターもスタジオ定番と言えるほど、使っている方が沢山いらっしゃいます。
3サイズありますので、環境に合わせて選べますね。
3万円以下で買えちゃうのでオススメです。


FOSTEX

上記二点よりお安めなのがこのスピーカー。
宅録、DTM、リスニングにも向いているので、完全なモニターとしてではなく幅広く使用できる一品です。

IK MULTIMEDIA

iLoud Micro Monitorは小さいのに音質がすごい。
コンパクト使用なので狭目な部屋でも使用可能です。
部屋の反響音や定常波を避け、より耳に近い位置へスピーカー設定ができます。
軽いので持ち運びも便利ですね。

 まとめ

モニタースピーカーの使い始めは、音が悪いんじゃないかって思うかもしれません。
私の知り合いは、良くないって言って普段使っていたものに戻してしまいました。
リスニング用ではないので引き立ててはくれません。

ですが、モニタースピーカーに慣れてしまうと音像が聴き取れるようになってくると思います。
音の定位、奥行き、なんとなくの感覚なんですけどね。
耳のレベルは落とさないように気をつけています。

最低でもペアで2万以上のモニタースピーカーを選んだ方が良いでしょう。
耳のレベルアップに必要なのではないでしょうか。

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なる

音楽と映像と写真と料理とお酒をこよなく愛すフリーランスの作編曲家。 バンドやユニット等のアーティスト活動を経て、フリーランスのクリエイターへ転向。 人生についてあれこれ試行錯誤しております。 お仕事のご依頼はお問い合わせよりご連絡ください。

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