DAW・DTM環境を整えるのはコントローラーや音楽機材だけではありません。
パソコンで作業する以上、パソコンの補佐的機器も整えてあげる必要があります。
ここでは『パソコンのスペックよりも記憶装置(HDD&SSD)』について書いていきます。
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DTMで使用する音源ライブラリの保管について
HDDとSSDの違いや特賞についてはこちらをどうそ [toc] ハードディスクってなに?って人はあまりいないけどSSDってなに?ってたまに聞かれますね。 ここでは音楽(DTM)とビデオ編集する上での使い方をご紹介したいと思います。 その前に。 SSD ... 続きを見る かれこれ20年近くDAWに携わっておりますが、最近パソコンの動作が重くなって困っておりました。 そろそろ買い替え時なのかなぁと思いまして。 でも無事に解決したので、書いておこうと! 結論から言うと『ハ ... 続きを見る
SSDとHDDの違い&使い分け!ソリットステートドライブ&ハードディスク
DTMや動画編集はハードディスクの回転数(rpm)に注意しよう
音源ライブラリにはSSDが最適
音源ライブラリを収納する機器は、SSD一択です。
HDDとSSDにはそれぞれ特徴があります。
・HDDは書き込み速度が速い
・SSDは読み込み速度が速い
音源ライブラリは曲ごとにロードしなければいけないため、SSDの方がより速く立ち上げることが可能です。
ただし、HDDに比べSSDの方が高価になります。
予算の都合でHDDにするなら、転送速度が早いものを選びましょう。
パソコンとの接続方法
接続方法は様々ありますが、
・USB 3.1(USB Type C)
・Thunderbolt 2 or 3
上記のタイプのものを選びましょう。
USB Type CとThunderbolt 3は、コネクタが同じ形をしていますので注意が必要です。
ケーブルもThunderbolt 3専用を購入しましょう。(速度が落ちてしまいます)
『⚡︎』雷のマークが目印です。
Thunderbolt 3はもの凄く高速です。
ライブラリの読み込みは曲を立ち上げて数秒でロード完了してしまいます。
私の環境は2015年製のiMacを使用しており、Thunderbolt 2とUSB3.0が搭載されています。
Thunderbolt 2に外付けSSDを接続しています。
3GBほどのライブラリを使用した楽曲データを読み込むのに"10秒"ほどでロード完了しています。
SSD&HDDは独立して繋ぐ
パソコンに接続する方法として、直接繋ぐ場合と『HUB』を使った方法があります。
HUBは他にも機器を繋いでしまうと、速度が落ちたり安定しなくなってします。
どうしてもHUBを使用する場合は、電力供給タイプのHUBを使用しましょう。
電源アダプタがついています。
また同じHUBにHDD&SSDは1台までにしましょう。
Macbook Proでは接続するだけで電力を供給してくれるHUBもあります↓
外付けSSD
外付けタイプでThunderbolt 3のSSDはかなり高価です。
値段の安いものは偽物なので注意しましょう・・・。
外付けSSDのThunderbolt 3は外部電力を使用しなくても安定します。
ちょっと高価過ぎるのでUSB3.1で探した方が無難かもしれません。
外付けHDD
外付けのHDDを選ぶなら3.5インチで、回転数が7200rpm以上ものが良いです。
3.5インチタイプのHDDは電源がついています。
個人的にはLacie製品が好きです。
接続タイプが選べたり、電力が安定していたりとクリエイター向けになっています。
私はThunderbolt 2なんですが、現行ではほとんど扱っていないためバカみたいに高価です。
なんでこんなに高いんでしょうね・・・。