鍵盤は重い方が良いに決まっている。
と思い続け、打ち込みに電子ピアノを使っていました。
使っていたのはCASIOのPX-300。
タッチはカシオの割に良い感じなんですけどね。
しかし、これがまた打ち込んだ際にレイテンシーが発生するんですよ。
遅延幅は1拍分くらい出てしまい、リアルタイム入力には向かなかったってことですね。
どの機材でも当たり前に起こることだと思っていましたため、疑わなかったんです・・。
原因はPX-300のMIDIでした。
この機種がそうなのか、自分のだけなのかは分りませんが、乗り換えたら何事もなかったかのように解消。
なので、そんな彼に敬意を称え紹介したいと思います。
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nektar IMPACT LX88+
お値段は割と安・・・い??
ざっくりとご紹介
- 電源のいらないUSB供給タイプ
- 出力はデータのみで、音源は搭載されていない
- 鍵盤のタッチはエレピより軽いがシンセよりは重い
- 本体重量はエレピよりも軽い8kgほど
- USBケーブル1本で稼働するので配線がスッキリ
- レイテンシーはほとんどない
- エレピにはないピッチコントロール、モジュレーションホイールがある
- フェーダー、ツマミは手動
- Padも付いている
- シーケンサーのコントロールができる
- 電源周りも1つ分浮いて嬉しい
インストール方法
Nektar | USB Controller | Keyboard
上記サイトからアカウントを作成し、My Accountへ
本体裏に記入されているSerial Numberを入力
使っているOSのバージョンとシーケンスソフトを選びダウンロード
Digital Performerでのセットアップ方法
Digital Performerのメニュー → Setup → Control Surface Setup...
Driver → nectar impact LX88+
Unit → Multi Midi
Input Port → Unconfigured Ports → impact LX88+MIDI2 → impact LX88+MIDI2-1
Output Port → Unconfigured Ports → impact LX88+ MIDI1
使ってみた感想
- レイテンシーがなくなって、打ち込みがかなり楽になった
- コントロールボタンのおかげで、マウス操作をしなくてよくなった
- フェーダー操作でボリュームをリアルタイム入力ができるようになった
鍵盤に重みがないため、打ち込み時のベロシティが割と高くなってしまうのが残念です。
導入したてのレポートでした。