前回の続き。
音源についてつぶやいていきます。
そんな必要だと思う機材をこちらで紹介しています↓
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音源てなあに?
いろんな楽器が詰まった機械またはソフトのことです。
鍵盤のシンセサイザーってありますよね。
その中に記録されている音を鳴らすことができます。
鍵盤の無いタイプもあるし、パソコンにインストールして鳴らすソフトもあります。
で、こいつらはMIDIというデータを送って発音させます。
そのためのデータを打ち込んでいくから「打ち込み」ってことですね。
ちなみにソフトは安いけどパソコンのスペックが足りなくなるから注意が必要。
実機は高いけど、パソコンのスペックはほとんど関係ないです。
※USB接続できるものもある
MIDIとはなんだ?
MIDI検定試験には出てきた問題ですが、覚えなくていいです。
Musical Instrument Digital Interface
世界共通の規格のこと。
少ないデータで音源を発音させて、演奏することができる。
あのカラオケも一緒ですね。
どうでもいいかもしれませんが、私が使っている音源を紹介します。
マルチ音源
MOTU MachFive 3 ソフトウェア・サンプラー
マルチ音源といってオーソドックスな楽器が入っています。
ピアノやギター、ベース、ドラムなど多種多様な楽器がだいたい収録されている。
音を選んで鳴らすだけでなく、サンプラーとしても使えるのが良いところ。
録音した音を音階ごとに鳴らすこともできる。
10年くらい前まではメインで使っていたけど、最近はサンプラーとしてのみ使用。
しかし高いですね。
これから始めるなら他の安いマルチ音源を選ぶと良いかもです。
音源としてより、サンプラーとして使うならアリですね。
今はもう古いので、安くて良い音源が他にありますので。
UVI音源などを読み込むことができるので、中古などで安く買うことができたらおすすめです。
認証システムはiLokなので中古でいかがでしょう。
こんなこと言っていいのかわかりませんが。
UVI音源
UVI音源はMachFiveで読み込んで使用可能。
MachFiveを持ってる人なら、このUVI音源がすぐに使える。
持っていないのならUVI Workstationというフリーのソフトがあるのでダウンロードして使用可能だ。
上記の音源以外にも豊富に揃っているので、欲しいものだけ買い足していける。
お値段も手頃なのでおすすめですよ。
Native Instruments「KOMPLETE 12」
友達のオススメで乗り換えたのがこちら。
Kontaktというソフトを使います。
マルチ音源が最初から収録されており、欲しい音や楽器を別途追加できる。
続々と各種音源が発表されているので、持っておきたい一品だ。
一風変わった音もあったりします。
圧倒的なシェアもありますし、今後もKontakt対応音源は長く使えると思います。
乗り換えの心配もいらなそうですね。
楽器別の専用音源
楽器ごとに特化した操作をすることで、再現したいニュアンスに近づけることができる。
マルチ音源ではできない、痒い所に手が届く的存在ですね。
複数のインスツルメントを起動させるよりも一つのソフトウェアならPC負荷を軽減できるメリットがあります。
ですが、独立した専門の音源を使うメリットはもちろんあります。
圧倒的な音質と迫力、そして細かいニュアンスを引き出せる。
また専門的なことになりますが、ドラムならマイクそれぞれのパラアウトなどが可能になります。
ドラム音源
FXPANSION BFD3
ドラムや打楽器のみ収録した音源。
生のドラムが欲しい人にはオススメ。
スネアやハイハット等、好きなものを組み合わせてセッティング可能。
マイキングも自分好みに。
そのマイクの数だけパラアウトも可能。
狙った箇所以外の音が他のマイクでも拾こともできる。
実際のスタジオでは当然のことだが、このBFDはそこも忠実に再現できている。
ベース音源
SPECTRASONICS Trilian
ベース専用音源。
とにかく厚い。
うるさいくらい鳴ってくれるし、音がとても良い。
エレキベースはもちろんのこと、シンセベースやウッドベースも収録。
他の楽器に負けない存在感があります。
ピアノ、オルガン音源
SPECTRASONICS Keyscape
ピアノ、オルガン、ビンテージものや、見たことのない鍵盤楽器が収録。
ただ音が良いだけじゃなく、それぞれ特有のノイズも入っている。
鍵盤のタッチや軋む音など、本物を弾いているように勘違いしてしまいそう。
シンセ音源
SPECTRASONICS Omnisphere 2
3つ続けてSPECTRASONICS社の製品
シンセ音源。
ズバ抜けて音が良い、そして厚い。
映画のBGMでも使われている。
「Trilian」や「Keyscape」の音をOmnisphere 2で読み込んで使用可能。
そうすることで、複数起動を避けCPU負荷を軽減できる。
他のインスツルメントを複数立ち上げる場合は結構重いので注意が必要かも。
オーケストラ、ブラス音源
VIENNA
欲しい楽器を単品購入もでき、かなりの数の音源がある。
ENSEMBLEなどのパックもあるので、まずはそれから初めて欲しいものを追加購入した方がいいだろう。
結構高いがクラシック系がメインの人には頼もしい存在だと思います。
サブマシンを音源専用機として使うことも可能です。
オーケストラはトラック数も多くなりますので、メインマシンだけでは動作が重くなってしまいます。
サブのPCと同期させることで負荷を軽減できるでしょう。
アコースティックギター音源
AMPLE SOUND AMPLE GUITAR M II
アコースティックギターを弾ける人でもとりあえず打ち込んでおきたい人にオススメ。
単音弾きからストローク、スラム奏法なども再現できちゃいます。
プリセットを作成でき、いちいち打ち込まなくてもストローク可能。
アレンジがひと段落ついてからレコーディングするのも良いですね。
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