どうも。
今回はベース音源のTrilianを紹介したいと思います。
ベース音源 Trilian
いろんな音源あるけれど、ベースのみに特化している。
分厚く迫力のある音で、まさに生の音が詰まっている。
エレキベースはもちろん、シンセベースやウッドベースも収録されており
ベース系はほぼこれ一本で完結してしまうのではないだろうか。
そんなベースだけで34GBもの容量があります。
Trilianの前身「Trilogy」から愛用しているおすすめの一品です。
Trilianのキースイッチ
Trilianにはキースイッチで奏法を切り替えて演奏できる。
- Gliss Up
- Slide Down
- Slide Up
- Slide UpDown
- Harmonics
- Staccato
- X-Notes
上記プラスSustainの8種類です。
Key Switch
このキースイッチは収録されている全ての音色で使用できるわけではないようです。
一覧から選んで使用しましょう。
Trilianを立ち上げたら一番上のdefaultをクリック
そしてMULTI BROWSERの中のTechniqueにKey Switchがあります。
キースイッチの使える音色は8種類だけ。
この中にはAcoustic(ウッドベース)も含まれており、Trilogyからアップグレードしていればプラス2種類から選択できます。
この中からどれか音色を選び
MULTI → LIVE
LIVE MODEの画面が表示され、ここでキースイッチの設定をしていきます。
例としてClean Fender - Full Rangeの音色をえらんでいます。
通常であればキースイッチが使用できる音源を開けば、はじめから設定されているが改めて設定する方法を書こうと思います。
Gliss Upを右クリック → MIDI Note Learn
そして任意の鍵盤を選び押す
今回はE1を選択
するとGliss Upの左側にE1と表示されました。
残りの6箇所も同様に設定していきましょう。
確認のため、キースイッチ設定をした鍵盤を弾いてみましょう
Clean Fender - Full RangeとStaccatoの両方に反応がありました。
この場合、SustainとStaccatoが同時に鳴ってしまう。
そのためA1を弾いた時にClean Fender - Full RangeがOFFにならなければなりません。
A1を弾いたまま2つ選択されている(鍵盤は押したまま)状態で
Clean Fender - Full Rangeを右クリック → MIDI Note Learn Inverted
A1を弾いた時にClean Fender - Full RangeがOFFになりましたか?
上記のようにキースイッチを弾いた時に切り替わり、またキースイッチを離した時にSustainに戻れば成功です。
他も同じように設定していきましょう。
全て鍵盤を弾いてチェックし終えたら
保存して、いつでも読み出せるようにしましょう。
どこでもいいのだが、Trilianの名前のところを右クリック
MIDI Learn and Automation → Save Template → 任意の場所に保存
保存したテンプレートデータを読み込む場合は
MIDI Learn and Automation → Load MIDI Learn Template
キースイッチを使ったTrilianの打ち込み方
と言っても通常に打ち込んだベーストラックにキースイッチを追加していくだけです。
例えばスライドアップしたい箇所のMIDIを鍵盤のスライドキースイッチへコピーする。
下記画像はキースイッチを使ったMIDIの例です。
オーディオサンプルも用意したので併せて見てください。
Key Switchを使用していないベーストラック
Key Switchを使用したベーストラック
上記のように任意のキースイッチへMIDIノートを追加しています。
サンプルでは
赤がスライドアップ
緑がスタッカート
青がスライドダウン
を使用しています。
キースイッチのMIDIノートの長さは、演奏しているノートの長さに合わせる必要はなく、演奏のMIDIノートの頭にジャストかそれより前にアサインされていればOKです。