どうもどうも。
DPの布教活動なんてしてません。
みんなが着ていない服を着たい。そんなお年頃である。
服屋さん行って
最近流行りですーとか
売れてますーとか
どうか言わないで欲しい。
買う気が失せてしまうんだもの。
というか最近はめっきり服屋さん行かないですね・・・。
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今回はプラグインをセンドでかける
です。
そもそもオーディオ化する方法は? DP使ってる人、増えてますか?あんまり増えてないような減ってるような・・。 この記事では、DPで曲を作ってミックスする際に必要なことの一つMIDIをオーディオに変換する方法を書いています。 [toc] ... 続きを見る
という方はこちらから↓
ソフトウェア音源のMIDIをオーディオに変換するフリーズトラック方法〜Digital Performer
まず、何もかけていないトラックとセンドからAuxでかけ足したものの違いからみてみましょう。
今回はBFDのドラムトラックを用意したのでご視聴ください。
金物類、スネア、キック、タムそれぞれ4トラックへオーディオ変換したものです。
エフェクトなし
BFDドラムの基本セットそのままの音
BFDは狙った箇所以外の音も拾っているため、基本の状態ですでに空気感がありますね。
例えばハイハットに立てたマイクにスネアの音が入っています。
生のドラムを求めている人にはオススメの音源です。
エフェクトあり(Aux)
センドからAUXでリバーブを追加した音
ちょっと大げさにかけてみたので分かりやすいと思います。
箱鳴りが出てスタジオのドラム感が出ましたね。
そしてお次は間違った?使い方
エフェクトあり(トラックに直がけ)
うーむ、モワモワしますね。
狙ってこういう使い方することもありますが、まずやらないでしょう。
どうしてセンド経由でエフェクトをかけるか、お分かりいただけたでしょうか・・・。
元素材の音、アタック等を残しつつ欲しい分だけ空気感をたす
トラックに直接かけるということは、電気でいう直列繋ぎ。
Auxを使うと並列繋ぎになるということです。
Digital Performerでのインサート方法
布教活動ではないですよ。
メニューのProject → Add Track → Aux Track
すると、Auxトラックが追加される。
追加されたAuxトラックのINPUTをクリックし
bus 1-2(Stereo)を選択
ミキサーの空のプラグインをクリック
今回はリバーブをかけてみたので、リバーブのプラグインを選択
Auxを経由させたいトラックの空のセンドアウトをクリック
先ほどINPUTで選択したbus 1-2(Stereo)を指定する。
再生して確認してみましょう。
Ac.Gt-Arpというトラックをセンドbus1-2を指定し、Aux-1へ音の流れを作りました。
間違っていなければ再生した時にAux-1トラックへ信号が出るはずです。
Auxは複数のトラックを扱える
今回はリバーブをAuxでかけました。
1つのAuxに複数のプラグインをかけても良いです。
- Auxの使いやすいところは、1つ用意するだけで複数のトラックの音を経由させることができること
- CPUの負荷を減らせること
- 経由させたトラックの音圧が上がること
- グループごとに一括管理できること
リバーブ以外にももちろん用途はあるので、Auxの数を増やして試してみましょう。
2つ目のAuxはインプット、センドアウト共にbus3-4となります。
bus1-2、bus3-4と数が2つあるのはステレオという意味ですね。
もちろんモノラルのAuxトラックを追加することも可能です。
音の流れを理解すると楽しくなる
トラックに直にかけるのか
センドで並列にかけるのか
そのトラックによってエフェクトのかけ方があります。
入り口から出口にかけてどの道を通ればいいのかが理解できてくると、音の変化を楽しめるようになり、個性としても強い見方になってくれるかもしれないです。
曲を打ち込んでいて、プロが作った音質にならないなぁ
と思うかもしれませんが、このようなプラグインの後処理で近づけることが可能です。
ぜひお試しくださいね。