電化製品の電源周り、ちゃんと整理していますか?
DTM環境でも配線がたくさんありますから、ごちゃごちゃしてしまうもの。
今回は簡単に電源をまとめてしまう方法をご紹介します。
これから始める人や、機材を増やして行きたい人向けに書いて行きます。
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DTMの電源周りを整理する
結論から言うと『パワーディストリビューター』を使いましょう。
スイッチ一つで連動してONにしてくれます。
電源タップでたこ足配線にならないよう、電源はスッキリ綺麗に分かりやすくまとめましょう。
ごちゃごちゃしていると、どの線がどれに繋がっているのか分からなかったり、無理やり引っ張って他のものが抜けてしまったり・・。
電源ケーブルを束ねる行為も実は危険です。
折れたり傷ついたりしないように、なるべくゆったりとしてあげてください。
安定した電源供給
パワーディストリビューターを使った方がいい理由としては、電源をまとめる以外にも「ノイズフィルター機能」が付いている点も大きいです。
エアコンのON/OFFなどにより電圧が弱まると、フリーズや音の途切れなどの原因にもなり曲作りに集中できません。
安定した電源供給をしてくれますし、パソコンや機材を守る意味でも大切な存在なのです。
『音の良さは電源にあり』なんて言うオーディオマニアがいますが、大袈裟でもないんです。
良い音で聴きたいがために電源を個別で配給させている人もいます。
レコーディングスタジオも安定した供給をするべく、電気にこだわっていたりもします。
スイッチ一つでまとめて制御
さて、このパワーディストリビューターですが、
種類によって前面に2〜3個、背面に8〜12個など差し込み口の数が違います。
購入する際に気に留めて欲しい点は
スイッチをオンにしなくても電源が供給できるアンスイッチド(非連動)がついていること。
スイッチひとつで全てONにしてくれるのはとても便利ですが、OFFでも供給可能な方が望ましいです。
曲作りしないときはOFFのままパソコンだけ使えますし、電気代の節約にもなりますね。
お持ちの機材によって変わってきますが、例えばこんな感じです。↓
パワーディストリビューターは必ず壁にあるコンセントへ差しましょう。
電源タップからの供給はNGです。
最大規定電流はだいたい1500Wくらいなので、余程の事がない限りパワーディストリビューターひとつで賄えます。
注意して欲しいのは、電気ヒーターやドライヤーなどの電流を多く必要とするものは接続しない事。
ついでにオススメしたいUPS電源
雷が鳴っている時などは、コンセントから電源を抜いた方が安全ですね。
もしもの時の停電でも安心の予備電源。
機材やパソコンはもちろん、大切なデータが消えてしまわないように停電時でも数分持ちこたえてくれます。
サウンドハウスの方がお安めですね。