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Omnisphereは10年を超えてもまだ進化し続ける究極のシンセ音源

投稿日:2019年6月28日 更新日:

こんにちわ。
どんな音源に巡り合うかでその人の作る音が決まってしまうこともあります。

オーソドックスな楽器を集めたマルチ音源もあると便利ですが、今回ご紹介する『Omnisphere』は究極の変態音源と言っても過言ではない!と思うほど多岐にわたって収録されております。

Spectrasonics Omnisphere

1年ほど前にゲットしたこのシンセ音源なんですが、なんと発売は2008年!
10年も経っていたなんて気付かずに購入してしまいました。

それもそのはず、2015年に『Omnisphere 2』としてアップグレードされていました。

さらに追加しますと、『Omnisphere』は2002年発売の『Atmosphere』からの進化版です。
合わせると17年・・・。
リリースからこれだけ経ってこのクオリティは半端ないです。

インストールに時間がかかる

購入してすぐには使えません。
現在ではUSBドライブでのインストールとなっており、容量は60GB以上あります。
1日潰れてしまうほど時間がかかるので、お楽しみは明日になってしまいます。

Spectrasonicsの音源『Keyscape』でインストールの不具合が発生しサポートに問い合わせた過去があります。
同じUSBドライブでしたが、こちらは無事にインストール完了で一安心しました。

Spectrasonics Omnisphere 2.6

2019年7月現在ではバージョン2.6となっています。
バージョンアップに伴い機能の追加、サウンドライブラリーの追加、エンジンの機能アップ、パッチの追加、などなど10年過ぎた今でも進化を続けています。

ハリウッド映画でも使われているようで、効果音やBGMにも最適な音源です。
進化をし続けて最前線を走っている音源と言えるでしょう。

サウンドライブラリー

ひとつひとつどれを聴いても極太な音圧と存在感があります。
他の音源と組み合わせて使用した場合、飛び抜けて音量が高いです。

音色の選び方は『カテゴリ』『タイプ』『ジャンル』『その他』から絞って検索することができます。
他のSpectrasonics製品をお持ちの場合はOmnisphereライブラリへ自動的に追加されます。

Omnisphereはマルチ音源という枠組みとはちょっと違い、生ドラムやエレキベース、ピアノ等は収録されておらず、シンセに特化した音源です。

ハードウェアライブラリ

ソフトシンセ音源でありながら、実機の音色をも使用可能です。
名機と言われるシンセの数々が30種類収録されています。

  • Roland Juno-106
  • Roland D-50/PG-1000
  • Alesis Andromeda A6
  • Behringer Deepmind
  • Access Virus Indigo 1
  • Access Virus Indigo 2
  • Access Virus C
  • Access Virus TI
  • DSI/Sequential Pro 2
  • DSI/Sequential Prophet 08
  • DSI/Sequential Mopho
  • Roland JP-8000
  • Roland JP-8080
  • Roland Gaia
  • Roland JD-Xi
  • Roland SH-201
  • Nord Wave
  • Nord Lead 3
  • Nord Lead 4
  • Nord Lead A1
  • Nord Stage 3
  • Moog One
  • Moog Minitaur
  • Korg MicroKorg
  • Korg MicroKorg XL
  • Korg Minilogue XD
  • Korg MS-20i
  • Korg MS-2000
  • Novation MiniNova
  • Yamaha Reface CS

実機の音色全てが収録されているわけではありませんが、その機器特有の『らしさ』が感じられる選音なのではないでしょうか。

サウンドスコアギャラリー

なぜ録ろうとしたんだろう。
と思える秀逸な音色が勢ぞろいしています。

楽器を砂糖で叩いたり、燃やしたり、爪楊枝で弾いたりと本気で取り組んでいる大人たちがいます。
私も真剣にバカな真似をする大人になりたいです。
でもこういった音が映画などで使われているわけです。
本物よりもそれらしく、臨場感を演出してくれる音のマジック。

・・・・・・。

オーディオサンプル

使用したいオーディオを読み込む事が可能です。
読み込むだけで鍵盤に音階で振り分けられますので、サンプリングとして使う事ができます。

シンセサイザーとしての設定はできませんが、新たに追加された機能『GranularSynthesis』があります。
これはオーディオを切り刻んで加工しランダムに出力し、音色に変化を加えられるシンセサイザー的な役割になっています。

GranularSynthesis

通常の音色選択とは異なりますので、ざっくり説明してみたいと思います。
オーディオファイルを読み込みます。

ファイルのマークをクリックし、User Audioをクリック

するとドラッグ&ドロップの画面が出ますので、オーディオファイルをドロップします。
またはその箇所をクリックする事でファイル選択画面が表示されます。

ファイル選択後、オシレーターの拡大マークをクリック

一番右側に『GRAN』という項目がGranularSynthesis機能です。

オーディオに特殊なプラグインで変化を加えるような感覚でしょうか。
やり過ぎると原型がなくなりますが、面白い機能だと思います。

深くかけた場合は効果音に近い、もしくはPad系などに向いているかもしれません。

同社Spectrasonics製品との組み合わせがすごい

私の環境では『Trilian』『Keyspace』『Trilogy』を別途購入しているため、それらのライブラリの読み込みが可能になっています。
また、Omnisphereの前身のシンセ『Atmosphere』ライブラリも用意されています。

同社製品との組み合わせによって、音色の数を飛躍的に増やすことができる仕様となっています。

OmnisphereではTrilianのようなベース音源でも、シンセサウンドをプラスした音色に変えてくれます。
ベース音源だけどベース以外の使い方、Keyspaceは鍵盤系の音源だけどそれ以外の使い方になります。

製品アップデートによりパッチが追加されますので、プログラムを読み込む事で無限の音色が広がります。

Trilianを購入後はベース音源としてしか使っておりませんでした。
Keyspace購入後は鍵盤音源としてしか使っていません。

ですがOmnisphere購入後はTrilianもKeyspaceも、通常以外の使い方に進化を遂げました。

同社製品のまとめ買いパックもありますので、オススメです。

まとめ

シンセサイザーでありながら、生の音を録音した素材が多数あります。
生の音とシンセのサウンドが組み合わさり、無限の音色数を生み出す事が可能になっています。

私が思うOmnisphereの良さは『飛び道具として使える音が有り余るほど収録されている』という点です。
よくありそうなシンセサウンドとは違い、音に空気感、臨場感が溢れています。

創作意欲を掻き立ててくれる音源の一つとなるでしょう。

よくありそうなサウンドも多数あります。
私はあまり好みではありませんが、EDM系の音がそれでしょうか。

デメリットではないけれど、Omnisphereだけでは作れない曲が出てきます。
ドラムやベース、ストリングスなど、通常の使い方をしたい音は収録されていません。

他のインストゥルメンつと組み合わせての使用がメインとなりそうです。

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なる

音楽と映像と写真と料理とお酒をこよなく愛すフリーランスの作編曲家。 バンドやユニット等のアーティスト活動を経て、フリーランスのクリエイターへ転向。 人生についてあれこれ試行錯誤しております。 お仕事のご依頼はお問い合わせよりご連絡ください。

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