DIYで防音室に挑戦
防音室って言ってもちょっと抑えられればいいな、という程度(ほんとはしっかりしたかった)に試しにやってみました。
家はマンションなので、ある程度最初からしっかりしている方なんですが、やはりご近所さんに迷惑はかけられないのです。
これから長く住み続けるかもしれないこともあり、なるべく発する音を抑えないといけないな、という事で思い立った計画です。
幸いなことに、部屋の壁3面はコンクリートです。
壁1面と床、そしてクローゼットをなんとかしたい。
防音付きのお部屋は高いからどうしようって考えてるあなた。
週5日の個人練習で1回千円なら月に2万円ちょい。
2万プラスして、アパートよりもマンションを借りましょう。
もうちょい頑張って防音室!
マンションにもよりますが、階段が隣の角部屋ってもの結構あります。
音漏れ状況がどれほどあるのか。
不動産や管理会社、または実際に住んでいる方に挨拶がてら確認してみるのもいいかもしれません。
私の部屋は四方が階段、外、玄関、別の部屋なので横に抜ける音はある程度クリアーです。
気をつけなければいけないのが上下への音や振動ですね。
幸い最上階なので上への心配はないのですが、下の階には気をつけなければ。
防ぎたい音
- 歌
- アコースティックギター
- リアンプ のギターアンプ
- ミックス時のモニター音
打楽器は使用しないですが、ミックス時のドラムとベースに注意ですね。
音は低音になる程、防音が難しくなるそうです。
作業開始
まずはお部屋のお片づけとお掃除。
頑張れ、ルンバ。
このクローゼットとその壁面が木製なのです。
遮音シートと吸音素材
今回使用した素材はこちら。
ニードルフエルトと遮音シート
床
遮音シートで音を反射して、ニードルフェルトで吸音する方向でいってみます。
重いぞこのシート。
床一面に敷き詰めました。
一応仮止め程度に布テープで固定。
その上にニードルフェルトを敷き詰めます。
こっちは軽くて楽だ。
この上に防音カーペットを敷こうと思ったけど、結構お値段したから急遽安物に変更・・・。
タイルカーペットで代用してみました。
結構しんどい。
1日じゃ終わらないですね・・。
またまたルンバにお掃除してもらいました。
押入れ
こちらも同様に遮音シート敷いてニードルフェルトを乗せ、タイルカーペットを敷きます。
どのくらい防音効果があるか試してみたかったので、適当詰めです。
後日音漏れの程度を確認し、改善されない場合は押入れの内壁にも施工してみたいと思います。
ドア
ここから結構漏れるんです。
ドアには遮音シートを貼ってみました。
ドアの上のガラスも遮音シート貼らなきゃ。
でももう筋肉痛だから今度だな・・。
ドアの上部を布テープで固定してぶら下がってる状態と、一応両面テープで補強しています。
木製の壁面には本棚を置きました。
デスク搬入
もう朝になってしまったが、やっとこ搬入完了。
スピーカー裏と背面側の壁に、意味があるか分からない程度のスポンジを貼っております。
ミーティングルームっぽく机と椅子を置いてみました。
まとめ
部屋の中でアコギをかき鳴らして、廊下から計測してみましたところ
ドア越しで施工前に比べ10dbほど軽減されておりました。
もともと家の外からは全く聞こえないのが幸いしております。
下の階への音漏れですが、前より聞こえなくなったそうです。
遮音シートだけでも多少の効果はあったのでしょうか。
足音や椅子の音が全くしなくなったようです。
こちらはタイルマットのお陰ですね。
遮音シートだけだと部屋の中で反響しやすくなります。
今回はニードルフェルトを重ねているので、これまた若干音を吸収してくれているのではないでしょうか。
素人施工ですが、やったことで改善が見えたのでよかったです。
遮音シートと吸音材を重ねる順番は、用途に応じて変えてくださいね。
かかった代金
遮音シート ¥7190
ニードルフェルト ¥6500
タイルカーペット ¥4400
総額¥18090
できるならやってみたかったこと
防音って空気の層を作ることで軽減されるらしいのです。
床に木枠を作ってグラスウールや遮音シートなどを敷き、更に1段上に床上げしてみたかったです。
ううむ、清々しい朝だ。
今日はもう寝ます。
おやすみなさい。